殿様さんぽ

千葉県千葉市で古武道稽古しています。その他色々つれづれ日記。

西部先生への共感と稽古での伝達

8/25
2コマ稽古の日

西部先生への共感と稽古での伝達

西部先生とは、評論家、放送大学の教授、残念ながら自分自身で命を断ったあの方です。
なぜ西部先生の話を書き留めておきたいかと言いますと過去、あまり好きではなかった評論家という印象をもっていました、発言が回りくどいなーといつも思っていました。
でも大切な一言というのは全てを変えるパワーがありますね。
その一言を聞いてからは、西部先生の発言がとても気になるようになり、時々放送大学の番組までみたりして。

主義主張な共感したのではないですが、評論家の中では、そういものを越えた根元的な部分を大切になされる誠実な一面をもっている数少ないテレビにでる評論家だとおもいました、
「言葉を大事に大切に正確に使わない政治家はダメ」
みたいな発言を朝まで生テレビで聞いた時です。
とても共感しました。
いろいろ議論が白熱しているなかでのこの発言はしびれましたね。
データとか右とか左とかコンプライアンスとか、そんな事より、まず言葉を大事にしろ正確なニュアンスで伝える事、これはどの分野でも大いに必要なことだと思います。

ですから、私は稽古で説明が長いです。
稽古で説明するとかえって混乱を招くから
単純な伝え方で良いという方もいます。
私からいえば単純な言葉も混乱する場合が多々あります。
それに相手に伝える事を放棄したくないです。
一人一人に説明の言葉のチョイスもかえます。
ですから稽古が終わると身体より頭が疲れます。
西部先生の「言葉を大事に使わないとダメ」は
私の心に清々しく刻まれてます。

1コマ目で、
体力を使いきってしまう。
1.受け身(投げられてもイメージどおりに自由に動くことができる身体の使い方)と
2.打ち(接触した上体からの打ち引きを抑えられない)

2コマ目
小太刀、杖、ぬき、二刀、自由立合
皆さんの型の理解が早いので、次回から
小太刀、二刀の自由立合的に稽古してみようと思います。

ぐらっちぇ。